教師の仕事術 1

授業の腕を上げる法則より 趣意説明の原則

例)教室をきれいにします。ゴミを拾いなさい。

例)熱中症対策です。帽子をかぶって遊びなさい。

例)鉛筆が滑って書きやすくなるので、下敷きを敷きなさい。

などなど。

何かを指示する前に、趣意を説明する。とても大事!

いきなりかつ趣意説明がない指示は、何のためにやるのか分からない。何度もそのような指示が横行すると、児童は考えないか反発心を持つようになる。

くどくどながい趣意説明もだめ。毎回、そんなの聞いてられない。児童は聞き流すようになる。

短くすぱっと!

ただし、毎回でなくていいと思う。毎回毎回、趣意説明できない(私は)。

同じ場面の指示なら、数回であとは指示だけにする。あるいは、趣意説明を少し変える。

実際言えるようになるまで、時間がかかる。これだけに1カ月とか2カ月かけていくといい。

毎回は無理だから、朝の先生からの話の時に入れてみよう、とか。

1時間に3回以上言うよう意識しよう、とか。

数値化し意識して取り組まないと、絶対身につかない。

教師の仕事術その0

教師生活のほとんどをTOSSで学んできた。今までの教師生活の中で極めて有効な技術やほんのちょっと便利な技術、そういった諸々の技術を仕事術とひとくくりにし、発信していく。

目的は、先生方が一人でも多く仕事が楽しくなること、ほんのちょっと楽になることである。

大きな目標を掲げているが、内容は些細なことばかりになるであろう。また、TOSSの実践が多くなることも間違いない。自身の実践はほとんどないが、掲載した時は我流と明記するようにしたい。自分の中の物を全てアウトプットし、仕事術大全(あくまで等身大の大全)を作成するので、参考になればうれしい限りだ。